2024-10-01 00:00:00

ミニ大通の窓辺から

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【近ごろのダリア】

 

ちょうど今から10年前のこの欄で、さまざまな品種のダリアが花屋に並ぶ

ようになって驚いていることを述べました。その後はといえば、生産者も増えて多種多様なダリアが秋の市場を彩る状況で、名前を覚るのも大変です。

 

ただこれは、ブーケを作る上でとても良い傾向だとも思っています。冬のラナンキュラス、春のシャクヤク、夏のバラ、秋のダリアというように、その花の種類が増えるということは、季節の主役がはっきりするからです。また、束ねる楽しみも当然広がってきます。

 

たとえば、この写真のように、淡い色合い同士で組み合わせることも近ごろは簡単に出来るようになりました。この日は、ルル、シルキー、深山吹雪の3種類。とはいえ、ダリアを束ねる難しさは一向に変わりません。(2024.10)