2021-11-01 03:00:00

ミニ大通の並木から

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【聖バルブの麦】

 

聖バルブの麦とは、古代ローマ時代から伝わる南仏プロヴァンス地方の風習です。希望の麦とも呼ばれ、12月4日の聖バルブの日に、水を入れた皿に小麦を浸し、クリスマスの頃の芽の出方で翌年の豊凶を占います。

 

そこで、おうち時間が続く昨今、今年は皆さんにもこの風習を楽しんでいただこうと、小麦を小袋に詰めてご用意いたしました。20日で育つ麦の生命力に驚きながら、来年を占ってみようではありませんか。

 

もっとも、聖バルブの麦を知ったのは今から21年前のことで、新規に開店したパン屋のクリスマス飾りでした。シュトレンやキャンドルの灯りの側で美しく育った小麦の姿に、心が豊かになったものです。(2021.11)