2026-11-01 00:00:00

ミニ大通の窓辺から

11月のコラムを公開しました

【スイセンについて】

スイセンと聞いて思い浮かべるのは、ウェールズの紋章にもなっている黄色いラッパズイセンと、ギリシア神話のナルキッソスの物語を思わせる白い房咲きのスイセンです。冬の始まりに北陸の海岸で見かけるニホンスイセンも、後者の仲間です。

ラッパズイセンが復活祭とともに早春の訪れを告げる花なら、白い房咲きのスイセンは冬の始まりを告げる花といえるでしょう。11月に入ると、アネモネやラナンキュラスに混じって市場に現れるのが、北海道長沼町産のスイセン「星のしずく」です。

オランダ産の「ペーパーホワイト」や「ガリル」より花がやや大きく、香りも豊かです。針葉樹やヤドリギと合わせればクリスマスの飾りに。松やキンカン、南天と束ねれば、凛とした気持ちでお正月を迎えられそうです。(2026.11)