2026-07-01 00:00:00

ミニ大通の窓辺から

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【夏の青】

 

青い切り花は、流通する花の中では意外なほど少ない存在で、その美しい青を生み出しているのが、デルフィニジンという色素です。その色素をもつデルフィニウムにはフランスで「野原の喜び」という寓意があり、夏の野原を思わせる花でもあります。

 

野の花を使ったブーケで名高い、花作家の高橋永順さんは、自然界には思いのほか青い花が多いことを指摘していました。その背景には、ミツバチが青から紫の波長をよく認識することも関係しているのでしょう。

 

染めた青い花は一年中ありますが、自然の青が豊かに揃うのは夏ならではです。今月のレッスンでは、季節が育んだ青を束ねたブーケをご用意しています。この季節だけの青をどうぞお楽しみください。(2026.7)