2026-03-01 00:00:00

ミニ大通の窓辺から

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【ラナンキュラス・ラックスについて】

ラナンキュラス・ラックスは、日本の育種家が従来のラナンキュラスと、野生のバターカップを掛け合わせて生み出したた新品種です。ラナンキュラスの原種であるバターカップは、少年ナイフの歌詞にもあるように、小さくとも強く逞しい性質をもっています。

 

その遺伝子を備えているからなのか、この切り花はたいへん丈夫です。また花弁には、バターカップと同様、抑制の効いた光沢が宿っています。この艶を欧米では「バター」と表現しましたが、日本では光を意味する「ラックス」と名付けられました。

 

生活文化の違いによって生まれる、この美意識の差は、実に興味深いものでありましょう。出始めの頃は扱いに迷い、束ねることを躊躇してた花ですが、近頃はそんな迷いが無くなってきています。(2026.3)